中国と生きる

中国在住5年目、歴史好き、現地採用32歳男性がリアルな中国を紹介し、一人でも多くの人の中国愛を育むことが使命

ブログ、また始めたいと思います

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いやぁ、ご無沙汰ですね、皆さん。「皆さん」といっても本ブログを読もうなんて奇特な人はそうそういないというのは既に分かっています。2019年7月に21記事目を書いてから、もうかれこれ約2年半が過ぎてしまいましたよ。本記事の結論から先に話すと、タイトル通りブログをまた始めたいと思います。

 

まぁ、またいつ途切れるか分からないですけどね。とにかく気負うことなく、徒然なるままに思いの丈を、9割5分は自己満足のため、残りの5分だけは、どこかの誰かに何かしたら届くものがあればと願って書き連ねていくことにします。あまり期待はしないことにします。その方が気持ちとしても楽ですから。

 

○ブログが途切れた理由

一言で言えば、期待し過ぎていたってことですね。自分が書いた文章に対する影響だったり報酬だったり、つまりは見返りを求めていた分、何も得られるものがなかった(少なくとも外部からは)ため、失望して挫折してしまったということです。

 

「たった21記事書いたくらいで見返り求めてんじゃねぇよ!」というお叱りは百も承知です。それぐらい甘ったるい人間だということですよ、はい、私は。今までの人生でもそういうことは少なくなかったですね。「こんなに尽くしてきたのに、これしか見返りがないの!?」的なね。数え切れません。それでも私が注いできた時間とか努力とかは、たかが知れてるんですけどね。皆さんもそうじゃないですか?

 

だから見返りを求めるのは辞めることにします。その代わり何を求めるのか?そりゃもう、自己満足のためですよ。自分が書きたいから書く。誰一人見ていないとしても、何の見返りがないとしても、中国で生きる者として、発信できることがあると思うから書くんです。

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○ブログ再開の理由

なんで中国の情報発信をしたいかというと、建前としては、一人でも多くの日本人に中国のリアルな姿を知ってもらいたいということ。だって、偏ったメディアの影響を受けて中国を嫌いな人めちゃめちゃ多いじゃないですか。私の眼には異常な状態に映るわけですよ。ありのままの中国を知った上で、それでも中国に対する嫌悪感があるっていうなら、そりゃもうその人の自由です。私はそこまで立ち入ることはできません。

 

本音としては、情報発信を通じて儲けたい、影響力を持ちたい、というゲスな下心がブログ開設当初はありましたし、ブログを再開しようと思っている今でも、その気持ちが全くないわけではありません。そりゃ人間だもの。多少くらいの欲はありまさ。経済力に乏しいしがない現地採用ですしね。

 

でもそういう見返りに対する欲望は上述の通り薄れてきました。その代わり、自分を表現したいという欲が出てきたわけです。今回改めてこれまで書いた21記事読み直してみましたけど、なかなかに良い記事だと思いません?まぁ、独り善がりなのは分かってますが、褒めてくれる人がいないので、せめて自分が褒めてあげないとやってられないですからねw。

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○「現地採用+中国=希少性高くね?」

それはともかく、自分が経験できていることって、希少性があることだと最近改めて思うようになったわけです。そりゃもちろん全人類一人一人の人生に希少性があって、それぞれの物語があるわけですけど、私は現地採用として中国で生活している日本人なわけです。それだけで希少性はグッと高くなると思います。

 

「現地採用」とググるだけで関連ワードで「やめとけ」とか「悲惨」って文字が出てくるくらいの身分が現地採用なわけです、はい。今でも初めて会う人とコミュニケーションを重ねて、自分が現地採用だということが相手に知れると、「すごいねぇ」とよく言われます。

 

はい、もう分かってますよ。その「すごい」という言葉に畏敬の意味は全くなくて、「(現地採用なんて給与も低くて保障もままならない不安定な待遇をよく甘んじて受け入れてますね~。その無謀さ、蛮勇さが)すごいねぇ」ということなんです。正直悔しくね

 

中国語もまともに話せない、中国が好きでも何でもない、中国の歴史や文化についてもあまり知らないし、中国という土地に積極的に溶け込もうともせず、日本人同士でつるんで、経済力にモノを言わせてKTV(キャバクラ)で女遊びしたりゴルフ三昧だったり、そんな人にマウント取られるわけですよ。

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○好きなら、やっぱり伝えた方が良いよね

すみません、上記日本人駐在員像はマジョリティではありますが、もちろんそうではない立派な方がおられることも申し上げておきます。つまり、私には私にしか見えないものを見てるし、経験してるんだっていう自負が多少なりともあるわけです。

 

そりゃ自分で好き好んで現地採用として中国にやってきたんですもの。ある日突然会社に言われて否応なくやってきた駐在員の方とは中国に対する“熱”が違いますよ。こっちは人生賭けてるんですから。

 

そういう自分の醜い、下らない虚栄心もあるということです。見返してやりということですね。本当のローカルの中国というのはこうなんだと。君たち駐在員は全然知らないし体験したこともないでしょ?みたいなね。

 

そのためにはやはり情報発信していかないとなと思い至りました。私がどれだけ中国を体感したとしても、それを伝えないと自分一人だけのこととして完結してしまうだけですから。私が情報発信をすることにどれだけの意義があるかどうかというのは大したことではありませんし、考えないようにします。

 

今日はこの辺にしておこうかな。