東方緑舟(Oriental Land)で軍事訓練してきました
〇東方緑舟(Oriental Land)
5月11日(金)の夜から12日(土)にかけて会社で旅行に行ってきました。場所は東方緑舟(ドンファンリュウジョウ、Oriental Landの意味)という所。きっと知らないですよね?青浦区(チンプーチュー)という上海の西の果てです。地下鉄で市内から1時間半ほどかかります涙…
〇军训の地
僕たちがここにやって来た理由はただ一つ、そう「军训(ジュンシュン、軍事訓練)」をしにやって来たのです!どんだけ体育会系の会社やねんw。実際はそこまでガチではなく、あくまで娯楽の一種です。
この東方緑舟は軍事訓練の場所として有名な地で、上海の高校や大学に通っている学生は、ここに来て軍事訓練をすることが多いそうです。中国人の同僚に聞いたところ、彼は高校生の時に1回、大学生の時に1回、それぞれ1週間ずつ軍事訓練をしたそうです。僕はテレビドラマでも軍事訓練の様子を見たことがあるのですが、そこまでガチな訓練ではないと思います。1クラスにつき教官が1名ついて、みだりに話すことは許されず、発言するときは「报告(バオガオ、報告の意味)!」と言って、教官が「讲(ジャーン、話せの意味)」と言ってから発言するというのが印象的でした笑。
平和な日本では、自衛隊に所属しない限り軍事訓練なんて経験できないですよね~。ドラマを見ている限りだと、楽しい思い出になりそうで良いなぁなんて個人的には思いましたw。
東方緑舟の中はこんな感じです。戦闘機やロケットの展示物があったり
戦車があったり
航空母艦があったりと、軍事オタクの方には堪らないかもしれませんね。
ですがそういった軍事系だけではなく、普通に家族で楽しめるようなスポットもそれなりに充実しています。端午の節句のイベントとして有名な龙舟(ロンジョウ、ドラゴンボートレース)だったり
こういったアトラクション(名前分からんw)だったり
ちょっとした遊園地もあったりと。一応Oriental Landって名乗ってるくらいですからね!これぐらいの施設はないとですよね~。
〇真人CS
そしてお待ちかね、僕らが体験してきたのが真人CSです!CSって何の意味なのかと中国人の同僚に尋ねてみたのですが、何やら中国で以前流行したゲームのことなのだそうです。検索してみたところ、恐らくこのことだと思います。
『カウンターストライク』(Counter-Strike, 略称:CS)とは、対テロ特殊部隊とテロリストとの戦いをテーマにした対戦FPSである。(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
まぁつまり、真人CSは意訳すると戦闘ゲームの世界をリアル空間で実際に体験できるといったところでしょうね。
ですがこれがなかなか本格的で面白かったんですよ!まずは着替えた上で装備を身につけます。赤と青のチームに分かれて戦います。僕は赤の衣装を着たんですけど、エプロンみたいですよね笑。さながら農民兵といったところです…
教官がルールを説明してくれます。僕の写真↑を見ると、右肩、左肩、帽子のところにそれぞれ小さいセンサーがあるのが分かるかと思います。これらを全て打ち抜かれると死亡しますw。背中にはちょっとした機械を背負っていて、自分が打たれると3回振動が、自分が相手を打つと1回振動する仕組みになっています。そして自分が死亡すると自動的に銃が撃てないようになり、帽子を脱いだ上で戦場を離脱します。最後に生き残ったチームが勝利と、まぁ簡単に話すとこんな感じです。
さぁ、バトルロワイヤル開始です!直径50メートルほどの戦場には、塹壕や木など身を隠す場所が適度にあって、防御と攻撃のバランスを取りながら敵兵との距離を縮めていきます。がしかし、不運なことが一つありました。敵方の青チームに一人猛者が紛れていたのですw。彼は50代くらいのおじさんなのですが、若い時に兵士として過ごしていた時期があったのだそうな。僕ら赤チームは彼によって確実に仕留められていきました笑。
銃を撃つ時には効果音が鳴ることもあり、それなりに没頭して打ち込めました。ただ距離が遠すぎると打っても効果がないのでスナイパーとして活躍することはできないのと、ある程度近づきすぎるとお互いに相撃ちして共倒れするしかないというのが欠点と言えば欠点なので、ヒットエンドラン的な形で撃っては退くというのを繰り返すのが良い攻略法なのかもしれません。しかし体力を使います涙。計4回バトルをしたのですが、みんなヘロヘロになりました笑。しかし何とか1回は勝利を得ることができました!最後はみんなで仲良く記念撮影。
その後は朱家角(ジュージャージャオ)という近くの古鎮(グージェン、古い街並みの残る風情ある町の意味)で中華料理をたらふく食べて解散しました。疲れましたが楽しかったです!