極楽湯 金沙江温泉館で癒されてきました~♪
〇日本人が愛してやまない「湯」
昨日お伝えした社員旅行でヘトヘトになったため、「極楽湯 金沙江温泉館」に直行して癒されてきました!今まで中国系のお風呂屋さんに行くことが多かったので(理由は後述しますw)、実は今回が初めての訪問でした。
極楽湯は実は上海で既に4店舗も展開してるそうです。しかも中国全土だと、FCを合わせると12店舗を運営しているとのこと。なかなかの健闘ぶりです!
極楽湯公式HP:http://www.gokurakuyu.cn/tempo/
〇極楽湯 金沙江温泉館
僕が行ってきた金沙江温泉館は、比較的市内から近い位置にあって日本人の利用者も多いお店です。ざっくり言うと1階がお風呂、2階が岩盤浴、3階が食堂+休憩スペース、4階がVIPスペースという構造です。VIPスペースとか凄いですよね、中国人富裕層を取り込もうという巧みな経営戦略が垣間見えます。
僕は正直お風呂しかあまり興味がないのでお風呂を重点的にご紹介します!全体的にはこんな感じです。画質粗くてすみません、如何せん風呂場は撮影禁止ですからね涙。
炭酸風呂。お風呂の色が透明ではなく、炭酸が肌についているかどうかが見えないためイマイチ分からなかったかなぁ。
美肌風呂。温度が42度ぐらいに設定されていてガッツリと楽しめました。確かにお肌がしっとりするような感覚があったのでオススメです。
岩風呂(男湯)、檜風呂(女湯)。ご覧のとおり天井は空いているのですが、周りの敷居が高いため開放感はほとんどありません。風もあまり入ってこないのでちょっと残念でした。岩や木の設備(東屋って言うんですかね?)は立派で見応えあります。
壺湯。岩風呂の隣にあります。入った時にお湯がドバーっと流れるあの豪快感と、一人で独占できる開放感がやっぱり堪らないですね。これは個人的には評価が高かったです。
日替わりの湯。僕が行った時はイチゴ風呂でしたw。香りはそこまで強くなかったですが、色は薄い赤でした。説明にはビタミンCが豊富に含まれていて、色々と効果がある(適当ですみませんw)と書いてありました。女性ウケは良いのかも。
サウナ。これが残念だったんですよねぇ~。温度が日本のものと比較にならないほど低いんですよ。これは他の温浴施設に行っても大体そうです。中国人はあまり熱いのが得意ではないのかもしれません。それと併せて、水風呂もないんですよ涙。僕はサウナと水風呂をひたすら往復するスタイルが好きなのですが、サウナの温度は低いし水風呂はないわでガッカリでした…。
ジャグジー風呂。これはですね、水流強過ぎっ!の一言に尽きます。正直痛いくらいで1分と経たず離脱しました笑。中国人はマッサージ好きですからね、多少痛いくらいが丁度良いんでしょうか?
僕の好きな「サウナと水風呂往復」のスタイルができなかったので、仕方なく「42℃の美肌の湯と露天スペースで涼む往復」のスタイルで代替して2時間は粘ったと思います!僕は転んでもただでは起きないですよ~笑。
〇その他施設
1階入口・受付。なかなか凝った意匠ですよね!豪華なものが好きな中国人ウケしそうな雰囲気です。
ちなみにお風呂から上がった後に館内着はこんな感じ。浴衣をイメージしているようで、4種類あったと記憶しています。
2階の岩盤浴。6種類あって、温度などがそれぞれ設定されています。僕も岩盤浴は嫌いなわけではないのですが、それよりもサウナの温度をもっと上げてくれぇ~!という感じでした涙。30分くらいしか入らなかったと思います。
3階の休憩室。複数休むところがありますが、ここは畳が敷かれていて特徴的ですね。日本の漫画もたくさん置いてありますが、いずれも中国語ですw。ここは中国ですからねぇ…
3階の飲食店。「高いっ!」の一言に尽きます笑。僕はハナから食事する気がなかったので細かく見てませんが、壁に貼ってあったパフェのチラシには45元(約720円)と書いてありました。やはり日本食がメインなので、日本と同等以上の値段がすると思って頂いて問題ないです。家族連れの方の利用がやはり多かったですね。
マッサージ。これはまさに中国ならではと言えるかもしれませんが、マッサージが非常に充実しています。お風呂場にあかすりサービスを提供している場所があるのに加え、休憩スペースではたくさんの女性が休んでいる人にマッサージをしてあげています。もちろんオプションですが、ざっと見ただけでも利用している方は少なくありませんでした。
〇気になるお値段は…?
さて、ここまで話してきてやっぱり気になるのはお値段ですよね!?日本だと大人1名の場合、平日は860円、休日は1,000円というのが相場かと思います。…上海でのお値段はズバリこちら!
大人1名158元(約2,500円)です涙。平日も休日も関係ありません涙。この値段の高さが今回私が初めて訪れたという主要な要因です。実は半額クーポンを入手していたので79元(約1,300円)だったのですが、日本人の感覚するとそれでも高いですよね!?
〇総評
1.水風呂がない
2.サウナの温度が低過ぎる
3.露天風呂が開放感に欠ける
4.値段高すぎw
上記4つの理由により、僕はヘビーユーザーになることはないかと思われます。ただ4つ目の値段については、実は講演会で極楽湯の総経理が語っていたことを聞いたことがあるので多少は理解できます。というのも、中国は貧富の差が激しいですから、これ以上値段を下げると民度の低い方(失礼な言い方ですみません)が大量に押し寄せて、日本式の清潔感であったり丁寧なサービスを維持できなくなってしまうという理由があるそうです。
これは実感として理解できるので頷けます。というのも中国ではまだまだ日本ほどには入浴文化が発達していないのですよ。自宅に浴槽がないのは当たり前ですし、今でこそ温浴できる入浴施設がそれなりに充実してきてますが、ちょっと前までは入浴施設と言えば蒸し風呂が主流だったそうです。蒸し風呂なんてサウナと変わらないですよねw。そんなこんなで、極楽湯は日本を代表して中国で風呂文化の発展に貢献しているとも捉えることができます。逞しいですよね。中国でお風呂がもっと普及していけば、温浴施設の料金も必然的に下がっていくと思います笑。頑張れ、極楽湯!