中国と生きる

中国在住5年目、歴史好き、現地採用32歳男性がリアルな中国を紹介し、一人でも多くの人の中国愛を育むことが使命

日本人学校浦東校の授業参観に行ってきました!

授業参観へGO

 5月4日(土)の午前中に授業参観が実施されたので行ってきました。あ、取材ですよ(笑)、私は子どもはおろか絶賛彼女募集中の身ですからね…

 

学校概要

 公式HP(http://www.srx2.net.cn/sjs-pudong/page.php?aid-11-a.html)によると、同校は2006年に創設され、現在は小学部・中学部あわせて全校生徒数1,049名を誇る世界トップクラスの規模の日本人学校のようです。浦東校はさらに高等部もあるほか、浦西には虹橋校という1,156名の小学部のみの学校もあり、単純計算で計約2,200名の生徒が通っているということになります!凄まじい規模感です。

 

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 上海タワーや金融街で有名な浦東エリアにあります。↓写真の奥に聳えているのは、東和マンションという入居者の9割が日本人の高級マンションです。家賃はおおよそ30,000元/月(約50万円)と、私のような三流サラリーマンは月給全てをつぎ込んだところで住むことが叶わない、アッパークラスのための居住空間なのです(涙)。

 学校と隣接しているため、ここに住んでる生徒は最高だと思います。実は敷地内には日系の幼稚園、病院、スーパーや飲食店などもあり、まさにリトルジャパンとも呼べる空間です。日本に住んでいるのとほとんど変わらないかもですね~、僕からするとせっかく中国にいるのにちょっともったいない気がします。

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元気旺盛な子どもたち

 2コマ(90分)のうちに小学部6学年と、中学部3学年の9クラス分の授業風景をすべてレンズに収める必要があったため、校内を駆け巡ることになり想像以上に疲れました。基本的には毎月取材でお邪魔しているのですが、子どもたちの元気な姿に毎回刺激を受けます。それに自分の子どもの時代を思い出して懐かしい気持ちになれますね。

 国語のようす。親が見ていることもあってか、元気に発表していました。

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 算数のようす。僕はガチ文系の人間なので算数は嫌いでありますw

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 体育のようす。今となっては身体を動かすのは好きですが、学生の時は劣等感を意識させられるのであまり体育は好きじゃなかったなぁ

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 英語のようす。先生のドヤ顔がすごい。

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 図工のようす。自分の手をスケッチするという内容でした。…図工じゃなくて美術!?

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 理科のようす。実験室で電圧や電気の実験をしていました。頑張れ、将来のノーベル賞候補たちよ!

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 音楽のようす。リコーダーとか学校卒業してから一度も触れてないなぁ。まぁ下手くそだったけどw

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上海にいながらそこはまるで日本

 ご覧の通り授業はすべて日本語ですし、校舎の施設も日本のものと比べても遜色ありません。2~3年で帰国する運命にある駐在員の方にとってはやはり貴重な存在であると思われます。とはいえ私の友達の駐在員のご家族なんかは、ちょっと値段は張るけれどもインターナショナルスクールに通わせているそうで、そうされる方も少なくないようです。中国人とも友達になれますし、英語にも触れられるということで一石二鳥ですもんね。

 あと、保護者の中に一定数の中国人がいたことが意外でした。女性が多かったですかね。日本人男性・中国人女性のご夫婦で、子どもを日本人学校に通わせているのでしょう。日本語はお父さんから学べますが、日本独特の集団生活や規範などは、やはり学校に身を置いてこそ身に付きますからね。しかしこれからのご時勢、そうした島国的な文化はどれだけ優位性を発揮できるのかとも思わずにはいられない今日この頃なのでした。中国にいると改めて思いますが、日本は色んな面においてやはり保守的・閉鎖的ですからねぇ。子どもたちには思いっきり飛び立ってほしいものです!