僕のおうち自慢「上海城家公寓酒店」
〇僕が住んでいるマンションをご紹介
子どもの頃、渡辺篤史さんの建物探訪という番組がやっていたのを覚えています。僕が生まれた1989年にスタートして今でも続いているとのことで、今年で30周年を迎える長寿番組ですね。実は僕は1カ月ほど前に引越しまして(大家さんに契約更新しないと言われたため笑)、なかなか気に入っているので自分のおうち自慢をさせてもらいます笑。
〇スマート宅配ボックスって知ってる?
場所は閔行区(ミンハンチュー)という、日本人が一番多い長寧区(チャンニンチュー)からほど近い場所です。コリアンタウンで有名な場所で、日本人学校の虹橋校までも自転車で10分とかからず行けます。
まずは外観から。ホテルに隣接した豪華な見た目ですよね!右側の赤い看板のところが入口です。
入口はこんな感じ。24時間管理人が常駐しているので安心です。そして凄いのがこの左側にあるスマート宅配ボックスです!日本にはきっとまだないですよね!?
どーん、こちらです!凄いでしょ!?・・・え、そうでもないw?
こちらが中央にある画面の写真です。荷物が届いたら左下の「取快递」を押します。使ったことがないので詳細は分からないですが、この画面を通じて買い物をしたり、逆に荷物を送ったり、ロッカーとして使ったりすることもできるようです。ほんまスマートやで!
その後はWeChatでQRコードをスキャンすればOKです!初めて利用する際は登録が必要なんですけど、そんなに手間ではありません。
ガチャコン!の音とともに、オレンジ色で示されている場所の扉が開きます。
荷物、ゲットだぜ!(ポケモン風w)いやぁ、スマートな体験したなぁ~
〇お部屋へ潜入
次は僕のお部屋です。1階なので、この入口の所から5秒くらいで着きます。何㎡かちょっと把握してないですが、一人で暮らすには充分な広さです。家賃は管理費込みで3,530元(約57,000円)/月です。周りの人に話すと、みんなに口を揃えて「安いねっ!」と驚かれます。上海の物価は日本より多少安いですが、不動産価格は東京と変わらないか、ちょっと高いくらいなのです涙。
どうですか、キレイですよね!?それもそのはず、このマンションはまだできて1年半しか経ってないんですって!日本人が重視する水周りも清潔で言うことありません。一応サービスアパートメントでもあるので、週に一度の清掃サービスもあるようです。「ようです」と書いたのは、実際に掃除してくれているところを見たことがないからなのですが、引っ越してから1カ月ほど自分で掃除をしていないにも関わらずそれなりに清潔に保たれているので、しっかりやってくれているのだと思います。
〇共用スペースも驚きの充実ぶり
2階には共用スペースがありまして、そこも非常に充実しているんですよ!まずは写真をご覧頂きましょうか。
イカしてますよね~。何回か友達をここに呼びましたがみんな褒め称えてくれましたw。この奥にあるのが厨房です。こちら↓ですね。なんとIHキッチンです!周りには棚と冷蔵庫も完備されているので料理をしたい方もバッチリです!僕は100%外食なのであまりご縁がありませんが…
こちらは洗濯機、無料で使えます。その向かいには乾燥機もありますが、こちらは有料です。
〇補足(コンビニ自慢)
マンション自慢はここで終わりですが、最後にすぐ近くにあるコンビニの自慢もさせてください笑!名前は「便利蜂(ビィエンリィフォン)」。ここもまたスマートなんですよ~。
何がスマートかって、ずばり決済方法です!レジに店員さんがいないんですよ。↓こんな感じで商品(白酒w)のバーコードをスキャンさせてから、WeChatや支付宝のQRコード画面をスキャンさせると支払いできちゃうんです。
支払いが完了するとこうなります。「日本でこんなスマートなコンビニはあらへんで!」と感慨にふけりながら部屋で白酒(5元、約80円)をおいしく頂きました笑。
「お腹減った?」便利なフードデリバリーサービス
〇庶民の味方、フードデリバリーサービス
みなさんはよく出前を利用されますか?日本では料理を作ったそのお店の人が届けるのが一般的だと思います。中国では「外売(ワイマイ、デリバリーの意味)」というサービスがあるんですけど、お店がそれぞれ出前サービスを提供しているんじゃなくて、「餓了吗(ウーラマ、お腹減った?の意味)」と「美団外売(メイトゥアンワイマイ)」という2つの主要プラットフォームがあり、そこで注文を受付けて、各料理店が作った料理を「餓了吗」や「美団外売」の配達員が届けてくれるというシステムなんですね。配達員の方々の日々の活躍ぶりは街の至る所で目にすることができます。
宮沢賢治の「雨にもまけず 風にもまけず 雪にも夏の暑さにもまけぬ」を体現している偉大な方たちなのであります。今でもそうなのか分からないですけど、ちょっと前までは出稼ぎ農民工たちの人気アルバイト先だったそうですよ。
〇実際使ってみてどうよ?
僕がこのサービスを利用するのはですね、ずばり残業する時です。東京で働いていて残業をした時は、お菓子を食べて飢えを凌いで、退勤後に松屋に直行というのが僕のスタイルでしたw。しかし外売のサービスを使えば手軽に注文できて会社まで届けてくれるので非常に便利なのです!
使い方を簡単に説明しますね。支付宝からは餓了吗、WeChatからは美団外売をそれぞれ利用することができます。↓こちらは支付宝(ジーフーバオ、Alipayの意味)のトップ画面です。「餓了吗外卖」を押します。
色々と出てきます。ご覧通りフードデリバリーだけじゃなくて、日用品や薬なんかまで幅広く届けてくれるんですよ~。若い女性なんかはミルクティーとかよく頼んでますね。残業でお腹が減っているので「晚餐(ワンツゥアン、晩御飯の意味)」を押しますw
種類は本当に充実してます!日本料理から西洋料理まで幅広いですし、中華料理も四川料理やら広東料理やら細かく分類分けされてるので選ぶのに困るほどです笑。ですが送り先から遠すぎるお店はそもそも表示されません。僕は炒饭(チャオファン、チャーハンの意味)を食べたい気分だったので、右上の検索画面で「炒饭」と打ち込みます。
するといくつかお店が出てくるので、気になったお店をクリック。僕はこの「黒金蛋炒饭」というお店が好きなのでこのお店を選択しました。↓こんな感じですね。
アラカルトでもOKですが、僕は手間なのでだいたい套餐(タオツゥアン、セットメニューの意味)を頼みます。毎月777人前売れているという「咸香A套餐」を注文。すると↓確認画面に移行するので、問題なければ右下の「免密支付」を押したら支払い完了です。内訳をよく見てみてください、33元の炒飯でしたが割引サービスによって26.63元(約430円)になりました。配送費込みでこのお値段です。大概サービスやってます。
あとは到着を待つのみです。17:46に注文したけど何時に来るかなぁ。18:10到着予定って書いてありますね。配達の兄ちゃんが到着間近になると携帯に電話をかけてきます。大体は「もうすぐ着くから出てきて~」的な内容なので、中国語が苦手でも「好好(ハオハオ、分かった分かったの意味)」とか言って対応しておけば大丈夫です笑。
結局到着したのは17:59でした。注文してから13分しか経ってない!非常に優秀です。↑彼の背中には、一つの仕事をやり遂げた誇りが漲っていますねw!
スープと漬物もついています。この炒飯がまたウマイんですよ!ボリュームも文句なしです。きっと今日も、残業している数多くの企業戦士たちが外売を利用して奮闘していることでしょう。さて、私も炒飯食べて頑張りますか!
上海での自転車ライフの魅力
〇ビバ!自転車ライフ
シェアサイクルのあらましや僕のヘビーユーザーっぷりは前回の記事で大体分かって頂けたかと思います。今回はその流れのまま、上海における自転車ライフの魅力についてお伝えしますね!「そんなの日本と大して変わらないだろ」と思ったそこの貴方。そんなことないですよ~、是非上海に来た際は体験してみてくださいね。
〇登録方法
登録方法については、以前ウチの雑誌の特集(2018年3月号)で取り上げたことがあるのでこちらを参照してください。https://concierge.yunzhan365.com/bookcase/aovl/
一つ注意点としては、安いとはいえ料金が発生するため、登録する際にアプリのアカウントと銀行口座を紐付けする必要があります。つまり、中国国内で有効な銀行口座を持っていない人は使えないということになります。旅行や出張で来られる方で中国の銀行口座を持っているというケースは多くはないと思うので、そういった意味では利用のハードルは高いかもしれません。
〇使用方法
アプリ画面を開き、「ロック解錠」を押してQRコードをスキャンするだけ!簡単ですよね?5秒とかかりません
QRコードは後輪部分のところと、カゴのところの2箇所あります。どちらでもOKです。ライバル企業の嫌がらせなのか、たまにスキャンできないようにQRコードに細工が施されている場合があるので(マジックで塗りつぶされていたりw)、その際は面倒ですが、QRコードの下にある番号をスマホに打ち込むことでも解錠することができます。
ではなぜ上海におけるシェアサイクルはお薦めなのかについてお伝えしますね。
①坂が少ない(というかほぼない笑)
まんまです。上海は本当にビックリするくらい坂がないんですよ。坂を上り下りするのは橋を通る時ぐらいと言っても過言ではありませんw。シェアサイクルは調整ギアがついているわけではないですし、あくまで一般的なスペックなので坂を上り下りしなくて済むというのは以外と大事な点なのです。坂が多い東京とは大違いですよね。
②景色を楽しめる
上海は新旧の街並みが混在しているカオスな都市だなんてよく言われますが、自転車に乗って街を駆け巡るとそれがよく分かります。例えば豫園という上海屈指の観光地がありますが、そこから一本道を離れただけで100年前から変わっていないんじゃないかと思えるような庶民の営みが見られたりします。車だと一瞬で通り過ぎて気付きにくいですし、徒歩だと移動範囲が限られるのでやはり自転車がオススメですね!
自転車散策で特にオススメなのが、旧フランス租界地です。プラタナス並木がどこまでも続いていて、夏には日陰で暑さを凌ぐこともできますし、フランスの風情を感じる老房子(ラオファンズ、オールドハウスの意味)をそこかしこで見かけることができます。具体的な地名を挙げると、衡山路(ハンシャンルー)や常熟路(チャンシュールー)あたりは旧フランス租界地の代表的なスポットとして有名です。
③バスや地下鉄より早いケースもままある
東京でも同じことが言える場合もあるかもしれないですが、特に上海では自転車を見つけるのにそれほど苦労せずに済むので、下手に公共交通機関を利用して目的地に行くよりは、自転車で最短距離を一気に目指した方が意外と時間がかからないということがよくあります。乗換えが必要な時なんかは特にそうです。
以上簡単に3つの理由を述べてみましたがご納得頂けたでしょうか笑?料金の安さや気軽に乗り捨てられるのはもちろんですが、それ以外の理由を自分なりにご紹介してみました。あとは機会を見つけて是非体験してみてください!
〇注意点
これまで良いことばかりを話してきましたが、一度イタイ目を見たことがあるので注意点についても記しておきますね。蛇足ながら、中国では自転車専用の道路があることが多く、自転車と電動バイクはそこを通るのですが、電動バイクのクラクションが本当にうるさいんですよ笑。今でもたまにイラッと来るくらいですからね。中国人は本当にクラクション鳴らすのが好きなんです。「わたし通るよ」的な軽い感覚で鳴らすんです。このストレスには耐えなくてはなりませんw。
本論ですが、ずばり警察に罰金されることがあります!そしていつどこで罰金されるのか明確な理由が分かりません、つまり対処のしようがないのです涙。上海の多くの交差点にはこのような感じで警察(正確には交警)が立っています。
私は以前、豫園と外灘の中間あたりの高級街を走っていた時にいきなり警察に止められて、有無を言わさず40元(650円)の罰金を科されました。完全にお前の小遣い稼ぎやろ…。普通に自転車専用道路を走っていたのにも関わらずなぜか罰金されたので、明確な理由は今でも不明ですw。約2年間の中で罰金されたのは1回だけなので決して遭遇率が高いとは言えないですが、1回罰金を食らうとヒヤヒヤして走らなくてはならないという一面もありますよね。考えられる対処法としては、著名な観光地(南京東路、豫園、外灘etc)や高級ビジネス街(陸家嘴、静安寺、淮海中路etc)などには自転車では近づかないというのが無難だと思われます。実際にこれらの場所は自転車専用道路が設けられていないことが多く、自転車での移動は便利とは言えません。
以上の点を踏まえ、事故や怪我にも気をつけた上で是非体験してみてくださいね!
シェアサイクルから見る中国人の心意気
〇シェアサイクルの便利さは想像以上
中国のシェアリングエコノミーを語る上で欠かせない存在なのが「自転車」ですよね!僕も毎日3回以上(出勤、外出、退勤)は乗っているので間違いなくヘビーユーザーの一人です。僕の約2年間にわたるライド履歴をご覧に入れましょう!
正直自分でもビックリしました…。3539kmって日本列島縦断できるレベルですよねw。約2年間お世話になっているので、3539km÷730日=4.8km/日。それなりの距離を日々快走していることが分かりますね笑。まぁ、たまに地下鉄に乗らないで自転車で帰宅したりすることもありますしね。あとは飲み会で終電を逃した時などもありがたい存在です。上記写真は僕が使用頻度の高いMobikeの履歴なので、後述するofoや哈罗单车(ハローダンチャー)を加えると、3539kmの1.5倍くらいの数字が実情に近いと思われます。
わずか3~4年ほど前に誕生し、一時は群雄割拠の様相を呈したシェアサイクル市場も、上海では大分淘汰が進んで今では3社(実質2社)のみが生き残っている状況です。上海におけるランキング(独断と偏見による)を発表しますね。料金は各社いずれも18元(約130円)~/月です。(安いっ!)
〇1位:哈罗单车(ハローダンチャー)
青色で、解錠すると「ハロ~♪」の声とともに可愛らしい音楽が流れるのが特徴。車体にもよりますが、こぎ易いものが最も多いと思います。ジャック・マー会長で有名なアリババが出資しており、専用のアプリをダウンロードしなくても支付宝(ジーフーバオ、Alipayの意味)の画面から直接利用できるのも便利です。アリババがバックにいるので、倒産の心配もないと個人的には思っています(これは意外と大事)。市内における自転車の数はMobikeより若干少ないと思われます。
〇2位:Mobike(モバイク)
橙色で、車体は4種類ほどありますがメインは上記の2つです。ちなみに2枚目のものは半年ほど前(2018年秋頃)に新たに投入された新型です。サドル調整が簡単で、カゴが比較的深めなのが便利です。上記2つの車体であれば比較的こぎ易いです。一時期経営難がささやかれていましたが、2017年にTencent(騰訊)から10億ドルを調達し、2018年には美団点評(メイトゥアン、ネットデリバリー大手)に売却されたため、しばらくは問題ないかと思われます。市内における自転車の数は恐らく最大です。
〇3位:ofo(オッフォ)
2014年に北京大学の大学院生が創業し、シェアサイクル市場において一時期は圧倒的な存在感を誇っていたofo。僕が上海に来た2年前にはとてもお世話になっていました。…がしかし、凋落が激しく今では正直一切の利用価値がありません。
まず自転車の数が圧倒的に少ないことに加え、長らく保守点検がなされていないために故障率が非常に高いです。チェーンが外れていたり鍵が開かなかったり、錆び付いていてこぎにくかったりと、ストレスが非常に大きいです。長らく経営難が叫ばれていましたが、僕は応援の想いも込めて解約していませんでした。ですが最近の状況はあまりにも目に余るものがあるので意を決して解約。がしかし未だに200元(約3,300円)のデポジットは返金されていません。1500万人待ちの状態です…w
〇シェアサイクルのピークは過ぎ去ったのか!?
日本の一部報道(例えばhttp://wedge.ismedia.jp/articles/-/10443など)を見ていると、シェアサイクルの時代は過ぎ去ったといった論調が少なからずあるように見受けられます。下記のようなインパクトのある写真も引用され、真に受ける方も多いのではないでしょうか。
ですが上述した通り僕は今でもヘビーユーザーで、Mobikeと哈罗单车とはずぶずぶの関係ですし、なくなったら非常に困り果ててしまうほどです。上海市内であれば、道を歩いていればそこまで困ることなく探し当てられる位の数は現在でも供給されているのが実情です。乗り捨てられるのが最大の特徴なので、車体は雨風に晒されますし、粗悪に扱う悪質なユーザーも一部いるとは思うので保守点検は簡単なことではないと思いますが、一消費者としては今後も頑張ってほしいというのが純粋な思いです。
〇日本も学ぶべきことはある
シェアサイクルは日本にも上陸し話題となりましたが、結局規制という名の分厚い壁の前に撤退を余儀なくされましたよね。そして一部報道では「中国でもシェアサイクルの時代はもう終わり」だとはやし立てる。僕は失敗を取り上げてこき下ろすよりも、その果敢なビジネススタイルをこそ日本人は謙虚に学ばなくてはならないと思います。挑戦し、多くの失敗を通じて研鑽を重ねていく中国と、規制に阻まれて挑戦しづらく、そもそも失敗することが少ない日本。意見は色々あると思いますが、日本でイノベーションが起きづらいのはこうした部分に起因するのではないでしょうか。日本と中国がお互いに学び合い、補い合う。そんな理想的な関係になれたら最高ですよね。
中国語の語学学校に通ってます!
〇学ぶに如かず
僕は大学生の時から中国語を学び始めていたこともあり、上海に来たときは生活に困らない程度の中国語は話せました。中国で生活していれば語学も自然と上達するだろ、なんて甘い考えを抱きながら1年間ほど過ごしたのですがそんなことはありませんでした汗!やはり自ら学ばないとダメだと痛感したのですが、自習するほど僕はストイックな人間ではないので、1年ほど前から週1で語学学校に通っています。
孔子先生も「学びて時に之を習ふ。亦説(よろこ)ばしからずや」(習ったことを機会があるごとに復習し身につけていくことは、なんと喜ばしいことでしょうか)と述べていますからね!
〇Live Mandarin
上海には日本人をターゲットとした語学学校がたくさんあります。僕が知っているだけでも10校ほどあります。その中で僕が通っているのが、徐家匯駅から至近のLive Mandrinという学校です。こちらはウチの雑誌に出稿頂いている広告です。
マンションの一室に4つほどの個室(教室)を備えたこじんまりとした空間で、アットホームな雰囲気です。生徒の8~9割が日本人なのですが、中国語ではなく英語を学んでいるという方も多いようです。駐在員の方にとっては、帰国後も使い続けられる英語を学ぶことがより価値があるようです。
教室はこんな感じで、隣の声や音が気になったりということはないです。
授業のようす。みんな丁寧に教えてくれます。
個人的にこの学校の最大の特徴だと思っているのが、(美人w)講師陣です。今まで4名ほどの講師から授業をしてもらったのですが、みんな若くて優秀!大学生で学業と両立させながら働いているという方も少なくありません。どうせ学ぶなら美人から学んだ方が楽しいしモチベーションも上がるというものですからね笑!勉強の成果が出ていると良いのですが…汗
こちらは現在の楊老師(ラオシー、先生の意味)です。上海出身の大学4年生で、もう間もなく卒業。海外への留学を考えているそうですがまだ検討中とのこと。日本語は話せないですが英語が堪能です。あと数カ月で恐らくお別れになると思います涙。
〇雑談を通じて中国理解を深められる
授業は2時間で、1時間は雑談、もう1時間はテキストを使って勉強という構成です。もちろん日本語は一切使えません。料金は110元×2時間=220元(約3,600円)です。僕は以前渋谷の語学学校に通っていましたが、そこでは1時間で3,500円だったので、料金だけを考えると純粋に半額です。
もちろん楽しいのは前半の雑談です笑!この日はブログを始めたことを老師に伝え、一緒に写真撮影を依頼。写真を見せたところ、「加工しなきゃダメだよぉ」的な反応。女の子らしいですねw。ちなみに彼女のスマホには加工関連のアプリが3~4個ほどありました。どんだけやねんw。そして中国ではブログはもうほとんど流行っていないらしく、今は「Vlog」なるVideo(ビデオ)とBlog(ブログ)を合わせたような動画が流行っているとのことで、彼女のスマホから見せてもらったのですが格好良かったです!いつか挑戦してみたいなぁ。こんな感じで、雑談を通じて流行っているものや中国文化についての理解を深められるのが素晴らしいですね!続けて頑張ります
日本人学校浦東校の授業参観に行ってきました!
〇授業参観へGO
5月4日(土)の午前中に授業参観が実施されたので行ってきました。あ、取材ですよ(笑)、私は子どもはおろか絶賛彼女募集中の身ですからね…
〇学校概要
公式HP(http://www.srx2.net.cn/sjs-pudong/page.php?aid-11-a.html)によると、同校は2006年に創設され、現在は小学部・中学部あわせて全校生徒数1,049名を誇る世界トップクラスの規模の日本人学校のようです。浦東校はさらに高等部もあるほか、浦西には虹橋校という1,156名の小学部のみの学校もあり、単純計算で計約2,200名の生徒が通っているということになります!凄まじい規模感です。
上海タワーや金融街で有名な浦東エリアにあります。↓写真の奥に聳えているのは、東和マンションという入居者の9割が日本人の高級マンションです。家賃はおおよそ30,000元/月(約50万円)と、私のような三流サラリーマンは月給全てをつぎ込んだところで住むことが叶わない、アッパークラスのための居住空間なのです(涙)。
学校と隣接しているため、ここに住んでる生徒は最高だと思います。実は敷地内には日系の幼稚園、病院、スーパーや飲食店などもあり、まさにリトルジャパンとも呼べる空間です。日本に住んでいるのとほとんど変わらないかもですね~、僕からするとせっかく中国にいるのにちょっともったいない気がします。
〇元気旺盛な子どもたち
2コマ(90分)のうちに小学部6学年と、中学部3学年の9クラス分の授業風景をすべてレンズに収める必要があったため、校内を駆け巡ることになり想像以上に疲れました。基本的には毎月取材でお邪魔しているのですが、子どもたちの元気な姿に毎回刺激を受けます。それに自分の子どもの時代を思い出して懐かしい気持ちになれますね。
国語のようす。親が見ていることもあってか、元気に発表していました。
算数のようす。僕はガチ文系の人間なので算数は嫌いでありますw
体育のようす。今となっては身体を動かすのは好きですが、学生の時は劣等感を意識させられるのであまり体育は好きじゃなかったなぁ
英語のようす。先生のドヤ顔がすごい。
図工のようす。自分の手をスケッチするという内容でした。…図工じゃなくて美術!?
理科のようす。実験室で電圧や電気の実験をしていました。頑張れ、将来のノーベル賞候補たちよ!
音楽のようす。リコーダーとか学校卒業してから一度も触れてないなぁ。まぁ下手くそだったけどw
〇上海にいながらそこはまるで日本
ご覧の通り授業はすべて日本語ですし、校舎の施設も日本のものと比べても遜色ありません。2~3年で帰国する運命にある駐在員の方にとってはやはり貴重な存在であると思われます。とはいえ私の友達の駐在員のご家族なんかは、ちょっと値段は張るけれどもインターナショナルスクールに通わせているそうで、そうされる方も少なくないようです。中国人とも友達になれますし、英語にも触れられるということで一石二鳥ですもんね。
あと、保護者の中に一定数の中国人がいたことが意外でした。女性が多かったですかね。日本人男性・中国人女性のご夫婦で、子どもを日本人学校に通わせているのでしょう。日本語はお父さんから学べますが、日本独特の集団生活や規範などは、やはり学校に身を置いてこそ身に付きますからね。しかしこれからのご時勢、そうした島国的な文化はどれだけ優位性を発揮できるのかとも思わずにはいられない今日この頃なのでした。中国にいると改めて思いますが、日本は色んな面においてやはり保守的・閉鎖的ですからねぇ。子どもたちには思いっきり飛び立ってほしいものです!
日本人初!?上海郊外のとある農村に行ってきました
〇中国も4連休中
令和の新時代を迎え、日本では10連休真っ最中ですね!実は中国も5月1日から労働節の4連休中なんです。
上海头条(トウティアオ、ヘッドラインの意味)という、WeChat(微信)で配信されるニュースを見ていたら、上海郊外の農村&観光地の「廊下生態園」が5月1日からチケットが無料になっているとのことで、気になったので行ってきました!
↓3A級の景勝地とのこと。中国の観光地は1~5の等級で格付けされています
↓ちなみに場所はここ。金山区という上海南西の最果ての地です。地下鉄とバスを乗り継いで3時間半かかりました(泣)。こんな辺鄙な所に好き好んで来る日本人は恐らく僕くらいだと思いますw
〇のどかな農村風景
アクセスは決して良いとは言えないですが、来てみるとやはりのどかで癒されました。立派な入口ですね~。それなりの数の車が停車していましたよ。日頃都会で生活している人にとって、やはり農家楽(ノンジャーラァ、農村体験ができる場所の意味)は人気があるようです。
着いたのがちょうどお昼時だったのでレストランを物色。こんな感じで、風情のある屋根が特徴の民家風のレストランが複数ありましたが、どこもほぼ満席。お店に入っても店員さんが相手をしてくれないので諦めました笑。中国ではよくあることです
小吃(シャオチー、軽食の意味)の屋台が軒を連ねる場所があったので、ここで簡単に食事を済ませて散策をしました。
ここなんか良い雰囲気の道でしたよ~。名前は田園牧歌とのこと!素敵
それにしても何もない…(汗)でも普段なかなか味わえない、草の清清しい臭いに癒されました。
釣りをしている地元の方を発見。ちょうど魚がヒットして、見事釣り上げていました。ちなみに僕は中国の川魚は臭みが強いので好きではありません。やはり日本の魚が一番です。
みんな思い思いにのどかに過ごしています。平和ですね
この家なんかも風情がありましたよ。まぁ、住めと言われたらフツーに困るレベルですが…w
〇3A級のレベル
2時間とかからずに周りきれる、ほどよい規模感の農村でした。テントを持参してキャンプしている家族なんかも多かったです。地元の方が野菜や果物を売っている売店もあるので、農家直売の農産品を買い求めてみるのも良いかもしれません。
観光地としてのオススメ度としては決して高いわけではないですが、農村で癒されたい方は一度は行ってみると良いかもしれません。特に今回のような連休中は、中国ではちょっとした有名どころの観光地はどこも人でごったがえしてしまうので、人混みを避けるという意味でも3A級は利用価値がある気がしました。